【完全解説】マヴィックタイヤ「Yksion Pro UST Ⅱ」の実力|6つの性能とチューブレスのメリット
自転車にとって『タイヤ』は走りを左右するアイテムの一つです。乗り心地や安全性に大きく影響するタイヤは様々な製品があり、選ぶ基準も難しいと思います。今回は、MAVICが開発したロードタイヤ『Yksion Pro UST 2』の性能と、チューブレス運用のメリットをご紹介します。
MAVICタイヤ 『Yksion Pro UST Ⅱ』

Yksion(イクシオン)Pro UST Ⅱは、MAVIC USTホイールと相性の良いロード用タイヤです。
ラインナップは25cと28cの2種類。
現在ロードレースにおいて主流である28cと、リムブレーキなどでも太さを気にせず使える25cを揃えることで、ほとんどのサイクリストに対応しています。
このタイヤに採用された高性能コンパウンドにより、
- 転がり性能
- グリップ力
- 快適性
- 重量
- 耐パンク性
- 耐久性
という大切な6要素を高次元でクリアし、バランスのいいタイヤに仕上がっています。
路面接地面だけでなくタイヤ側面の強さも特徴の一つ。サイドカットのリスクを抑えるほか、低空気圧にしてもタイヤがヨレにくく、正確なハンドル操作に貢献します。
製品誤差の少なさが生む、確かな安全性と作業性
さらに大きな特徴は『製品誤差の少なさ』にあります。タイヤとリムの誤差が大きいと、ビードが上がりにくかったり、走行中にタイヤが外れるリスクが生じます。タイヤとリムの互換性を確保するための国際規格『ETRTO』では、USTタイヤに通常±0.4mmの製品誤差が設定されています。
MAVICはこの基準をさらに上回る『±0.2mm』という独自の厳しい基準を設定し、製品誤差を最小限に抑えています。
これは単なる数値上のこだわりにとどまらず、タイヤ保持の安全性はもちろんのこと、タイヤの着脱においても作業性が大きく向上します。
※ ETRTO規格のホイール誤差は通常±0.5mmですが、MAVICは『±0.35mm』に設定しています。
チューブレスの利点
MAVICではチューブレスレディでの製品使用をおすすめしています。
※MAVICホイールはすべてクリンチャーでの利用も可能です。
チューブレスレディの運用は手間がかかると言われています。しかし、その手間を上回るメリットを提供するのが、MAVICホイール×MAVICタイヤの組み合わせです。
パンクによる走行不能を限りなく防ぐ
一番のメリットは、パンクによる走行不能状態を限りなく防げることです。チューブレスレディでは、タイヤの中に入れる『シーラント』がタイヤに空いた小さな穴を自動的に埋めてくれます。
本来パンクにより走行不能になるところが、シーラントの活躍により『少しエアーが減るだけ』で走り続けられます。
タイヤカットのような大きな穴はシーラントでも対応できませんが、そのような場合はクリンチャーでも同様に走行不能です。 小さな穴をふさいでくれることで走行スケジュールへの影響が出にくいのはもちろん、パンク→タイヤ外れ→転倒という最悪のリスクも軽減できるため、安全対策としてもチューブレスはおすすめの運用方法です。
快適性・安全性の向上
チューブレスでの運用は、快適性や安全性にも大きく影響します。チューブとの摩擦抵抗がないことでスムーズな走行が可能になり、さらにリム打ちパンクのリスクがなくなることで低圧運用も可能になります。
※高圧利用はタイヤが跳ねてしまうため推進力を損なうほか、グリップ力も低下すると言われています。
チューブレス運用のコツ
チューブレス対応リムはクリンチャー用リムと構造が異なります。「チューブレスタイヤはハメにくい、硬い」と聞くことがありますが、構造を理解して作業することで確実にハマりやすくなります。また、タイヤ交換時はリムに残ったシーラントのカスをしっかり除去することで、ビードが上がりやすくなります。
少しのコツを押さえるだけで運用が格段に楽になりますが、シーラント除去などは時間がかかる作業です。購入した販売店に持ち込んで作業してもらうのがおすすめです。タイヤチェックのついでに自転車全体のチェックや悩みごとの相談など、有意義な時間を過ごすこともできますよ。
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MAVICタイヤとホイールの組み合わせが気になった方は、ぜひMAVIC特約店でご相談ください。実際にタイヤを手に取って、ビードの精度の高さをぜひ体感してみてください。