「軽く、速く、カラダに優しい」を実現したMAVICのCARBON FOREテクノロジーの仕組みとは?

今回はアルミとは違うシステムの『CARBON FOREテクノロジー』を徹底解明します。

 

従来のカーボンホイールよりもさらに軽く、速さの実現とカラダへの負担を軽減できるのも『CARBON FOREテクノロジー』のおかげ。

もともと軽いカーボンリムをさらに軽量化させる非常にインパクトのあるテクノロジー、ぜひ体感してください。

 

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1.MAVIC独自の『CARBON FOREテクノロジー』

 

従来のカーボンホイールは、リムの上からニップルのついたスポークを入れ、リムに接合して引っ張る形状が一般的でした。

MAVICのCARBON FOREテクノロジーは、従来ニップルがコンタクトする場所の内側にアルミのネジ山(インサート)を、カーボン積層の間に挟み込みます。

それにより内側からスポークを固定するというシステムです。

 

2.高い耐久性と剛性

 

まず、一般的なカーボンリムの形状は、リムのトップ部分に穴が開いています。この穴の部分にニップルが引っかかり、スポークが引っ張られるかたちです。

CARBON FOREテクノロジーは約1.5cmほどのインサートがカーボンを面でとらえて引っ張りますので、通常のカーボンリムに比べて2倍ほどの耐久性、剛性があります。

スポークの固定が内側から可能なので、リムのトップ部分に穴が開いていないのも特徴の一つ。

この穴が開いていないことも、リムの剛性を上げるのに役立っています。

 

3.軽量化

 

一般的なリムは、リムの下部分にニップルをあてて引っ張ります。

必然的に引っ張られる部分はカーボンの量をしっかり持たせないと剛性が保てず、分厚くなっていることがほとんどです。また、この重さがホイール一周分あるので、リムに対してこの部分の重量がかなりおおきいです。

CARBON FOREテクノロジーのリムは、1.5cmほどのインサートが引っ張る部分にのみ入っているため、それ以外の部分を薄くすることができています。

このことから、CARBON FOREテクノロジーは一般的なリムより、約10%の軽量化に成功しています。

 

4.リムテープレスチューブレス

 

CARBON FOREテクノロジーはリムのトップ面に穴が開いていないため、カーボンホイールながらテープのいらない、テープレスカーボンチューブレスが実現しました。

重量はFOREテクノロジーで約10%の軽量、さらに2021年のクロスカーボンから2022年のUDカーボンに変わりさらに10%の軽量、リムテープが不要になったことで約20gの軽量が実現しています。

 

こういったディープなお話しを直接聞きたい方は、ぜひ全国のMAVICマイスターをおたずねください!

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