サイクルシューズの正しいサイジングと選び方

今回はロードバイクに乗るうえで大切なサイクルシューズについてお話ししていきます!

何故シューズが大切なのか、実際に足の測り方、アッパーやソールの素材の違いや選び方などを徹底解説。

初心者の方から、ベテランの方までお伝えしたい内容です。

 

ぜひ動画でもご覧ください。

 

 

 サイクルシューズの役割


サイクルシューズは踏む、回す、引く、蹴る、という動作に加えて力を伝える役割をしています。
そしてペダルを介して力を伝えることによって進んでいきます。


パフォーマンスを発揮するためにはサイジングとシューズ選びが大切です。


シューズの踏む位置


足から自転車に力を伝える際、どの位置でペダルを踏むのかが重要です。
サイクルシューズは力の伝達をコントールするのが
役割です。

ペダルの軸の位置として最適なのは母指球、小指球を結んだラインです。

1番力が入りやすいポイントです。
たとえばジャンプして踏み込んだ時に、このラインに1番力が入っていますよね!
サイクルシューズはペダルの正しい軸の位置を決め、キープすることができます。

 


サイジング


色々な動作があるためしっかりホールドされた状態のサイジングをする必要があります。
MAVICではイベント会場でシューズのサイジングを行っていますが、50%くらいの方がサイズを間違えています。

日本人の平均的な足のサイズはEサイズですが、流通している多くの靴は
2Eや3Eといった大き目のサイズが展開されていることが多いです。
そのため、ゆったりとした感覚で靴を履くイメージが多く、その感覚で靴を選んでしまうので、大きめのサイズをチョイスしてしまっています。
足のサイズをしっかり測り、認識しシューズを選ぶことが重要です。


サイズの測り方

 

足のサイズを測りますが、靴のサイズとは違い、足の実測寸を測ります。
足長、足幅 足の長さに対して幅が広いか狭いか、このデータをもとにシューズを選びます。

サイクルシューズは、アッパーの素材によってはいた時の感触がかわります。

COSMIC ALTIMATE Ⅲ
アッパーの素材にマトリックスという特殊なメッシュ素材を使用しています。
ポリアミド繊維とポリウレタン繊維を編み込み、引っ張りの剛性には強く、足の形にはしなやかに動きます。

COSMIC ELITE SL
アッパーにはメッシュ素材とTPUというポリウレタンの素材を使いしっかりホールドさせ、しなやかかつ軽量なシューズです。

アッパーの素材が薄い(COSMIC ALTIMATE ⅢやCOSMIC ELITE SL)シューズは
+0.5ミリのサイズ選びが適正で、
アッパーの素材が厚めの(合皮)シューズはそれ以上サイズアップすることがおすすめです。

シューズを履く際は、かかとをしっかり奥まで入れ、タンの部分をしっかり引き上げ、甲が固定されるまで締めます。
指先が当たっていないか、指が曲がっていないかを注意します。

ソールの上にぴったりな足形であればサイドが抑えられて動きません。
幅が合っていないソールもしくはサイズの大きなものを選んでしまうと足が靴の中で横に動いてしまいます。
そして踏み込んだ時には前にズレて、つま先が痛くなったり、指が曲がった状態でソールに乗ってしまったりしてしまいます。

必ず自分の足に適正なソールのサイズを選びましょう!

MAVICのシューズを選ぶ際、幅の広い方は、+0.5センチサイズアップしてください。
例えば24センチと24.5センチのシューズはソールのサイズは同じです。
0.5センチ上がるとアッパーのサイズが少し大きくなるので甲をしっかりホールドすることができます。
0.5センチサイズアップするとソールが大きくなるのか、アッパーが大きくなるのかがとても大切です。


ソールの硬さ


MAVICでは
・カーボンソール
・カーボンコンポジットソール(カーボンと樹脂の混合)
・樹脂ソール
を準備しています。

かかと、母指球、小指球の3点でバランスを取っているため、足裏の筋肉がしっかりある人は土踏まずがしっかり盛り上がっています。
そうではない人は土踏まずがペタッとしており、そういう方は、硬いソールの上にペタッと足が乗っているため足が動きにくくなっています。

足の筋肉がポンピングすることで血流は回っているので、硬いソールの上だと血流が悪くなってしまうため、ソールが柔らかくしなるものを選びましょう。

足の状態に合わせてソールを選んでください。

サイクルシューズは重要なパーツで、履物ではなくハードな機材として考えてください。

自分の足のサイズ、靴のサイズが気になった方はお近くの正規販売店で足のサイズを測り、適切なサイズの靴で快適なサイクルライフを楽しんでください!

旅・キャンプ・通勤すべてを楽しめる | グラベルバイク+ MAVICのALLROADで「全ての道」を走破しよう

MAVICマイスター、第5弾合格者発表!