【村上のボヤキ部屋#3 】ワイドリム+チューブレスでパンクのリスクも減って快適で速くなる!

全国のサイクリストの皆さん、こんにちは!
Mavic Japan
の村上です!

 

前回リムについてお話しましたが、今回もリムです!

【村上のボヤキ部屋#2】さらに軽量化した2021年モデルのCOSMIC SLRのリムが凄い!

 

厳密に言うと最近主流のワイドリムとワイドタイヤ、そこにチューブレスを組み合わせるとどうなるかゆる〜くお話したいなと!


Youtube動画との連動企画なので、詳しく知りたい方や活字が苦手な方はこちらの動画の方も見てくださいね!

 

 

リムとタイヤを語る上で欠かせない「ETRTO規格」

今回リムとタイヤの話なんですが、そこでまず絶対に欠かせないのが「ETRTO規格」というタイヤとホイールサイズの標準規格。

当然この規格の数値に合ったホイールとタイヤであれば付け外しも簡単だし、安全です。車なんかは当然どのメーカーでも入りますよね。

しかし、なぜか少し前の自転車業界では各社サイズが違ってしまっているのが現状です。タイヤは少しETRTO規格の数値から小さかったり、ホイールは逆に少し大きかったり・・。
なので嵌めにくかったり、嵌めたはいいけどなかなか外れなかったり、逆に外れやすかったり・・・。

Mavicのホイールとチューブレスタイヤが着け外ししやすいのは、単純にこのETRTO規格に合ったサイズでホイールもタイヤも作られてるからなんですね。

 

なぜ最近はワイドリムが主流なの?

ちょっと前まではリム幅15mm(内幅)で21cとか23cとか細いタイヤが一般的でしたが、近年リム幅は19mm(内幅)が主流になり、タイヤも25c28cというのが主流になってきました。ヨーロッパでは30cでレースに出てる選手もいます。

昔はどうしてもクリンチャータイヤが一般的で、中にチューブが必要なため、外周を軽くするためには21c23cの細いタイヤで軽量化する必要があったワケですね。諸説あるようですが(笑)

 

さらにリム打ちパンクなどを警戒して空気圧7bar8bar入れたりして乗り心地も堅いイメージでした。

しかし近年、実際にはETRTO規格に合った適正な空気圧が入った25cのタイヤの方が、路面への抵抗、コーナー時のタイヤのヨレも少ない事が分かってきたんです。

さらにチューブレスでエアボリュームが増えることによって、衝撃吸収という面でも安定感が増し、乗り心地も向上、体への負担も軽減される。

速さ、快適さ、安全面、疲労軽減などすべての面でメリットがあるんです。 

もちろん近年のカーボン技術の向上でワイドリムでも軽量化できるようになったのも要因ですね。

 

チューブレスにするメリットとは?

まずはやはり「パンクのリスクが減る」ということにですね。

チューブレスタイヤはそもそもチューブがないのでリム打ちパンクがありません。チューブレスタイヤは空気を保持する為にシーラントという液体を入れていますが、そのシーラントが3mmくらいの穴くらいなら塞いでくれるんです。

マヴィックのチューブレスレディータイヤなら、出先のパンクも怖くない!?

 

さらには前項でも言いましたがチューブレスによってエアボリュームが増え、適正空気圧も低く設定できるので、ちょっとした段差など気にならないくらい衝撃を吸収してくれるので身体への負担もかなり軽減できますね。

スマホアプリMy Mavicを使って適切な空気圧を入れよう!

地面との設置面積もクリンチャーはかなり細く縦に長い形状だったのが、チューブレス+適正空気圧+ワイドタイヤでは縦の設置長さが短くなったことで走りの軽さにつながり、横に少し広がった楕円形になったことで、下りやコーナーでの安定感が増します。

そして一番のメリットはやはり以前もお話ししましたが、走りを軽くする重要な要素「リム外周が軽くできる」ということです。

ホイールはリムの外周の軽さと横剛性で決まる!

チューブが無いことによってタイヤ内の摩擦も減り、リム外周が軽くなるから、走りも軽くなるんです。

 

総括すると、パンクのリスクが減り、乗り心地も良く身体への負担が減り、走りも軽くなる!
パンク修理に不安を感じている方や、女性の方や、ロングライドが好きな方、トライアスリートの方などは特に試してもらいたいですね。

 

チューブレスにするデメリットはないの?

これはもうシーラントがちょっと臭いくらいですか(笑)

シーラントはどうしても液体なので揮発などによって、少しずつ粘度が高くなってきて量も減ってきてしまう為1年に1回くらいはメンテナンスが必要です。

この辺はタイヤの寿命なども合わせてまとめてお店のプロの方に頼んでしまえば、臭い匂いも嗅がずに済みますし(笑)、セットアップも安心です。

 

最後に

以上、ワイドリムとチューブレスについて話してきましたが皆さんの参考になりましたでしょうか?

パンクのリスクを減らし、快適で、軽快なチューブレスの世界。

まだ試したことのない方は是非、販売店さんなどの試乗会などで一度試してみて下さい!

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